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【2026年度】家庭用蓄電池の補助金まとめ|国・都道府県・市区町村の制度と併用の考え方
2026年10月時点で、蓄電池だけを対象にした国の補助金(DR補助金)は、2026年5月29日に受付を終了しています。いま使える補助は、断熱改修とあわせて受ける国の「みらいエコ住宅2026事業」と、都道府県・市区町村の補助金です。金額が大きいのは自治体の補助で、東京都は1kWhあたり10万円、最大120万円です。
2026年度の主な補助金(2026年10月7日時点)
| 制度 | 実施 | 蓄電池の補助額 | 主な条件 | 受付状況 |
|---|---|---|---|---|
| 家庭用蓄電システム導入支援事業(DR) | 国(SII) | 最大60万円(補助率3/10以内) | DRに対応できる蓄電システム | 2026年5月29日に予算に達して受付終了。再開の予定なし |
| みらいエコ住宅2026事業(リフォーム) | 国 | 1戸あたり9万6,000円 | 窓・壁などの断熱改修(要件化工事)とあわせて行う | 受付中(交付申請は遅くとも2026年12月31日まで) |
| 家庭における蓄電池導入促進事業 | 東京都 | 1kWhあたり10万円、1戸あたり最大120万円(DR実証参加で加算あり) | 都内の住宅に新しく設置、SII登録機器 | 受付中(設置期間は2029年3月30日まで) |
| 市区町村の補助金 | 各自治体 | 自治体ごとに異なる | 自治体ごとに異なる | 自治体ごとに異なる |
補助金は予算に達すると受付が終わります。申請の前に、必ず各制度の公式ページで最新の状況を確認してください。
国の補助金
DR補助金は2026年5月29日で受付終了
蓄電池の導入を支援する国の「家庭用蓄電システム導入支援事業(DR)」は、補助率3/10以内・最大60万円の制度でした。SII(環境共創イニシアチブ)によると、交付申請額の合計が予算に達したため、家庭用は2026年5月29日に受付を終了しており、公募を再開する予定はありません。
みらいエコ住宅2026事業(リフォーム)
既存の住宅で国の補助を受けるなら、「みらいエコ住宅2026事業」が対象になります。蓄電池は「エコ住宅設備の設置」に含まれ、1戸あたり9万6,000円です。
ただし、蓄電池だけの工事は対象になりません。次の「要件化工事」を行ったうえで、あわせて設置する場合に補助を受けられます。
| 要件化工事の種類 | 工事の組み合わせ(外気に面する窓がある1つの部屋で行う) | 補助上限(1991年以前に建てた住宅) | 補助上限(1992〜2016年に建てた住宅) |
|---|---|---|---|
| 義務基準 | 窓の断熱改修+壁などの断熱改修+特定のエコ住宅設備の設置 | 100万円/戸 | 80万円/戸 |
| 次世代省エネ基準 | 窓の断熱改修+壁などの断熱改修 | 50万円/戸 | 40万円/戸 |
- 対象になる蓄電池:SIIに令和4年度以降に登録・公表された定置用リチウムイオン蓄電システム
- 対象になる工事:2025年11月28日以降に着手したもの
- 申請するのは工事をした「みらいエコ住宅事業者」で、工事の完了後に行います
- リフォームの予算は300億円で、予算に対する申請額は3%です(2026年8月22日時点)
都道府県・市区町村の補助金
自治体の補助金は、国の補助よりも金額が大きいことがあります。代表的な例が東京都です。
- 東京都の「家庭における蓄電池導入促進事業」は、蓄電容量1kWhあたり10万円、1戸あたり最大120万円です。DR実証に参加すると1台あたり10万〜15万円が加算されます。詳しくは東京都の蓄電池補助金にまとめています。
都道府県とは別に、市区町村が独自の補助を行っている場合もあります。自分の自治体の制度は、次の点を公式ページで確かめてください。
- 受付期間と、予算の残り(先着順か抽選か)
- 契約や工事の前に申請が必要かどうか
- 太陽光発電の設置が条件になっているか
- 対象になる機器(SII登録の機器かどうかなど)
- 国や都道府県の補助と併用できるか
併用するときの計算方法
補助金を重ねて使えるかどうか、また重ねたときの計算方法は、制度ごとに決まっています。たとえば東京都は、国や他の自治体から受ける補助金の額を、助成対象経費から差し引いて計算すると定めています。
次の例は、計算の流れを示すための仮の金額です。国の制度側にも併用の条件があるため、実際の可否は各制度の要綱で確認してください。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 蓄電池の費用(税抜、機器費+工事費) | 200万円 |
| 国の補助(みらいエコ住宅2026事業の蓄電池分) | 9万6,000円 |
| 東京都の助成対象経費(200万円−9万6,000円) | 190万4,000円 |
| 東京都の単価×容量(10kWh×10万円) | 100万円 |
| 東京都の助成額(2つのうち小さい方) | 100万円 |
補助金を受けるまでの進め方
- 住んでいる都道府県・市区町村の制度と、受付の状況を確認する
- 補助金の申請に対応できる業者から、見積もりを取る(蓄電容量・機器の型番・費用の内訳が書かれているか確認)
- 契約の前に、事前の申請が必要かどうかと申請の順番を確認する
- 契約・設置し、実績報告など必要な手続きを行う
見積もりは、同じ容量で複数の業者を比べると、価格と補助金の対応の両方を確かめられます。
出典
- SII:家庭・業務産業用蓄電システム導入支援事業(令和7年度補正)(2026年10月7日確認)
- みらいエコ住宅2026事業:エコ住宅設備の設置、対象要件の詳細【リフォーム】、予算に対する補助金申請額の割合(リフォーム)、リフォーム向けリーフレット(2026年10月7日確認)
- クール・ネット東京:令和8年度 家庭における蓄電池導入促進事業(2026年10月7日確認)